平和會館のルーツは台湾にあります。
第一次世界大戦が終結した一九一八年（大正七年）、
平和會館の創業者「翁 城墻」氏は
台湾 台北市で中華料理店店主の家庭に生まれました。
本格的な中華料理に慣れ親しんだ環境で幼少期を過ごし、
一九三二年（昭和七年）、「翁 城墻」氏は
将来の中華料理店開業を夢みて十六歳で日本に渡航。
横浜港に渡り、軍需工場や造船所などで
働きながら青年期を過ごしました。
第二次世界大戦後も日本に留まり、
大阪、神戸などを渡りながら
中華料理店の夢を叶えるため奔走した「翁 城墻」氏。
数々の味にふれあいながら構想を固め、
一九六〇年（昭和三十五年）小倉市（小倉北区）魚町で
「純中華の殿堂 平和會館」を創業しました。
本場台湾から来た一流コック達による
多種多様な本格中華料理、
およそ二百名収容できる大ファミリーレストラン、
豪華絢爛な装飾に溢れた大宴会場や
中華骨董コレクションの数々。
皆が弾むひとときをおくる場として、
長きにわたって栄華を極めました。
歴史の中で磨き上げ、蓄積された技術を活かし
北九州・小倉で現在まで受継がれている
豚まんやまんとう、シュウマイ、中華ちまきなど
平和会館自慢の味の数々。
全国のご家庭にお届けいたしますので
どうぞお楽しみください。